SuperMapViewerについて
GISは地球上に分布する全てのものを対象とし、地形情報,植物分布や土地利用状況などを扱うことができます。また位置情報と結びついた統計資料,気温・降水量分布,人口密度など数値から可視化した情報も対象とできます。当然、時間を超えたデータも対象とできます。例えば地球環境や土地利用の現在・過去・未来の変化分析も可能になります。
実際,パーソナルコンピュータの高機能化及び低価格化により,比較的容易に自然環境や社会環境を分析する手段としてGISを利用することが可能になりました。GISにはフィールド調査、取りまとめや分析に役に立つ多数の空間分析機能を有しています。また,インターネット上に公開されている政府機関や研究機関からの多数データも活用すれば,期待どおりの成果があげられるものと思います。
しかし,GISデータは複雑で、データを正しく利用するためには,専門知識や数多くのデータ形式を学習しなければならず、GISデータを重ね合わせて表示させるだけでも苦労することはざらです。ましてや空間分析など遙か先の話,そのため途中で挫折してしまうこともあります。また,GISソフトは高価格です。最も良く知られたGISソフトは数十万円、データ作成機能を有した上位バージョンになれば数百万円となっています。個人が学習のために購入するとか,「まずは試しに買ってみよう」などとは言えない価格です。
2005年に登場した無料のSuperMapViewer5にはビックリしました。多くのビューワーは,有償版ソフトで作成したGISデータやマップを閲覧するだけのものでしたが,Viewer5は数多くのGISデータ形式をインポートし、オーバーレイやスタイル設定などを使ってマップを編集することができ、高度な機能を使ってデータを分析・加工することさえ可能でした。まさに,SuperMapViewer5は個人が学習のために利用できる,「まずは試しに」と言えるGISソフトでした。
このサイト(GIS沖縄研究室/SuperMao講座)では、
http://gis-okinawa.bglb.jp/SMap/index.html
基本的なGISの学習を行いたい、まずはGISをさわって自分の研究に使ってみたいと考えている方々へ、SuperMapViewerのノウハウを提供しています。
GIS沖縄研究室
2009年12月08日
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